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私の不思議な体験談


たいした、文章では有りません

初めに

世の中には、不思議な体験をした人はたくさんいるはずです。何を隠そうこの私も、不思議な体験をした一人なのです。そう度々不思議な体験をしている訳では有りませんが、このコーナーでは、今まで私に起こった不思議な体験談を載せていきたいと思います。


『きっとサヨナラを言いに来たんだよ』

今から、三年前に私の職場に野良猫が数匹毎日来ていました。その中に、とても人なつっこい、可愛い野良猫が一匹いました。

その野良猫は私になつき、私は毎日仕事が終わるとその猫と遊んでいました。私が、帰る時間をちゃんと知っていて、いつも、出入り口の横で待っているのです。

それから三ヶ月ぐらいして、急に来なくなったのです。その二ヶ月後に、急に集団で私の前に現れたのです。私は、突然の事だったので、ちょっとびっくりしたのですが、子供を産んでいたのです。

私に、子供を見せに来てくれたのです。その数日後から、また来なくなりました。きっと、子育てに忙しかったのでしょう。そして昨年、以前と変わらず私に会いに来ていました。もちろん、子猫達も一緒に来ていました。

でも、子猫達は私にはなつきませんでした。野良猫として生まれてしまった運命なのでしょう。母猫も野良ですが、母猫には似なかったのでしょう。でも、親子の猫は、数えるほどしか、来ませんでした。

そして、今年の6月25日に、母猫だけが、私に会いに来たのです。子猫は、どうしたのかは解りません。本当に久しぶりだったので、私は時間を忘れてたっぷりと遊びました。これが、永遠の別れである事も知らないで。

その猫は、翌日の朝に車にはねられて死んでしまったのです。私がその事を聞いたのは、翌週の29日でした。ちょうど、週末にかかっていて、私は次の日から休みに入っていたのです。これは、偶然の一致なのでしょうか?いえ、私はそうは思っていません。きっとあの猫は、私にサヨナラを言いに来たんだ。もう、2度と会えないとわかっていたから。



『昨晩の夢が・・・』

私の家は、母親がカラオケスナックを経営しています。お店のお客さんでも有り、私の以前からの友達でも有る女性がいます。その女性が、何回か知り合いの方達をお店に連れて来てくれていました。ある日、今度来る時に今まで来た事のない人を数名連れて来るという話になりました。その人達を、連れて来る前の日の晩に私と母親が、店の中で会話をしている夢を見ました。

母が電話の受話器を持ったまま私に「これから来るけど、もしかしたら人数が減るかもしれないって」母がそう言うと私が「ああ、そう。でも、しょうがないじゃない」
たった、これだけの会話をしている夢でした。当日の朝、この事を母に言うと、「単なる夢でしょう」のひとことで終わってしまいました。そして、私が仕事から帰って来た時に母から、夢と全く同じ事を言われたのです。結局、お店に来たのは友達の女性と、もう一人の2人でした。実際、母もこの事に関しては大変驚いていました。前の晩に見た夢が、そのまま現実になったのです。

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